特許(実用新案)は、個々にランクを付けて管理することを提案いたします。

【特許(実用新案)のランク付け方法】

まず、特許権(実用新案権)を取得した後においても、特許権(実用新案権)を維持するために年金を支払う必要があります。

ただ、何も考えずに特許権(実用新案権)を維持しますと、出願から登録までの費用に加え、年金を払い続けることになりますので、市場を独占する等の特許(実用新案)本来の利益が得られない場合には、費用だけがかかることとなり、企業にとってはマイナスです。

そこで、各企業では、特許(実用新案)をランク付けして管理することが行われているのですが、「特許(実用新案)の価値が高い」、「特許(実用新案)の価値が低い」といった感覚的なランク付けでは、ランク付けにバラツキが生じてしまいますので、極力客観的にランク付けを行う必要があります。

以下に、特許(実用新案)のランク付けの例を記載いたしますので、参考にしてください。

【特許(実用新案)のランク付けの例】

Sランク : 他社が実施中の特許(実用新案)、または他社にライセンス中の特許(実用新案)

Aランク : 侵害発見が容易であり、自社が実施中の特許(実用新案)

Bランク : 侵害発見が容易であり、自社が実施していない特許(実用新案)

Cランク : 侵害発見が容易ではないが、自社が実施中の特許(実用新案)

Dランク : 侵害発見が容易ではなく、自社が実施していない特許(実用新案)

ここで、SランクおよびAランクは、自社の利益を向上させる重要なものとして長期的に維持する特許(実用新案)となります。

また、BランクおよびCランクは、ケースバイケースで判断して維持または放棄する特許(実用新案)です。

一方、Dランクは、特別な場合を除き、次回の年金納付時に年金を納付せず、権利を放棄する特許(実用新案)となります。

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