特許出願における「特許請求の範囲(「請求項」または「クレーム」)」は随時見直しましょう。

【特許請求の範囲の見直し】

(1)現在特許権を持っているのに、会社の利益が上がっている実感がない。

(2)過去に特許出願をし、特許権を取ったにも拘わらず、何ら会社の利益につながらなかったので、現在では特許出願を行うことを止めた。

というお客様がいらっしゃいます。

「特許請求の範囲(「請求項」または「クレーム」ということが一般的です)」を読んだことはありますでしょうか。

「特許請求の範囲」に記載されている内容が「特許権の内容」ですから、しっかり読んで、その内容を理解されることをお勧めいたします。

依頼された弁理士にまかせっきりというのは好ましくありません。自分の特許権は、自分の財産ですから、しっかり自分で管理するようにいたしましょう。

「特許請求の範囲」を読む際には、まず、発明が解決しようとする課題(従来技術の問題)を理解し、その課題を解決するために必要な要素が「特許請求の範囲」に過不足なく記載されているか確認してください。「特許請求の範囲」は、極力簡潔に記載することが基本です。

1請求項で1頁にもわたる「特許請求の範囲」の記載を見かけることがありますが、一体何を独占しようとしているのか技術的に理解が困難であり、好ましくありません。

また、「特許請求の範囲」に使用されている文言にも注意してください。曖昧な表現、複数の意味に理解される可能性のある表現は極力使用しないようにしてください。

「特許請求の範囲」を完成させた後に、もし自分が第三者であったならば、その「特許請求の範囲」に記載された発明を如何に回避するかを考えます。

 回避案が見つかったならば、先行技術文献に記載されていない範囲で、「特許請求の範囲」を再考しましょう。

Translate »